不定詞と動名詞では、動詞の後が《①不定詞、②動名詞、③両方OK、④意味が違ってくる》ケースがありこの見分けが難しい。例えば《I want going to Japan.【日本に行きたい】》は正しいか?答えはNo。4種類の見分け方を知りたい方はご参照。
目次
1.結論
不定詞と動名詞の4種類の使い分けは、下記を暗記することをお薦め。
①不定詞は「未来の話、ポジティブ思考」の内容を意味する動詞に使われる。
②動名詞は「過去の話、ネガティブ思考」の内容を意味する動詞に使われる。
③両方OKの動詞は、限定されているので暗記すればOK。
④意味が違ってくる動詞は、①と②の違いを意識して和訳すると良い。
2.不定詞と動名詞の違い
①不定詞のみを目的語にする動詞
⇒未来に向かって行動する意欲や意図に関する動詞
①《決断系の動詞》
agree
decide
determine
resolve
intend 等
They agreed to meet at the park the next day.
【 二人は翌日に公園で落ち合うことを申し合わせた】
②《願望系の動詞》
desire
hope
want 等
I want to go to Japan.【日本に行きたい】
✖ I want going to Japan. ⇒ 動名詞を目的語にしない
③《意欲系の動詞》
expect
offer
pretend
promise
refuse / 等
He pretended not to hear me.
【彼は私の言うことが聞こえないふりをした】
⇒①「not」は、to不定詞の前に置く。
②「me」は「what I said」の言い換えであることに注意。
②動名詞のみを目的語にする動詞
⇒反復、中断、回避に関する動詞
①《反復系の動詞》
admit
cosider
enjoy
practice 等
I considered going tomorrow but finally decided against it.
【あす行こうかと考えたが結局やめにした】
②《中断系の動詞》
finish
stop
postpone
put off 等
He finished cleaning his room.
【彼は自分の部屋を掃除し終えた 】
③《回避系の動詞》
mind
avoid
deny
escape 等
I denied meeting her.
【私は彼女と会った事を否定した】
⇒✖ I denied to meet her. ⇒ 不定詞を目的語にしない
③両方を目的語にできる動詞
begin
start
continue
cease
like
love
prefer
hate 等
〇 I began to study Japanese.
〇 I began studying Japanese.
【私は日本語を学び始めた】
④意味が違ってしまう動詞
stop
remember
forget
regret
try 等
①動名詞は「既にしたこと」を表す(過去志向)
I forgot lending her the money.
【私は彼女に金を貸していたのを忘れた】
②不定詞は「これからする予定のこと」を表す(未来志向)
I forgot to lend her the money.
【私は彼女に金を貸すのを忘れた】
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⑴不定詞の3用法の違いをここから確認することをお薦め。
https://howto-komarigoto.work/entry/24_Infinitive#gsc.tab=0
⑵原形不定詞は抑えていますか?
https://howto-komarigoto.work/entry/38_infinitive_idiomatic_expression#gsc.tab=0
⑶動名詞の慣用表現はこちらのリンクをご参照
https://howto-komarigoto.work/entry/gerund_007#gsc.tab=0
④動名詞の復習は、こちらのリンクをご参照
https://howto-komarigoto.work/entry/26_gerund#gsc.tab=0
本章の豆知識
①不定詞は「未来の話、ポジティブ思考」の動詞に使われる。
②動名詞は「過去の話、ネガティブ思考」の動詞に使われる。
③動詞は、不定詞や動名詞を目的語に取れるかに注目し例文ごと暗記する。
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