現在分詞と過去分詞は、名詞を説明(修飾)する役割をします。修飾する方法は、前からと後ろから名詞を修飾する2パターンです。ここで重要なのは、分詞で修飾している名詞を文脈から発見する事です。
1.覚えるべき基本事項
下記の2パターンで、
「~している / ~された」という意味を名詞に加える。
a) 【現在分詞 / 過去分詞】の単独 + 名詞
⇒ 名詞を前から修飾する
b) 名詞 +【現在分詞 / 過去分詞】
(2語以上の語句がある事が条件)
⇒ 名詞を後ろから修飾する
c) 「~している」意味では 現在分詞、
「~された」意味では 過去分詞、を使う
2.例文・使い方解説
a)名詞を前から修飾する場合
現在分詞:There is the sleeping cat.
【眠った猫が居ます】
過去分詞:There are the broken dishes.
【割れた皿があります】
⇒(単独の)分詞+名詞 の語順で名詞を前から修飾している。
b)名詞を後ろから修飾する場合
現在分詞の例文
There is the cat sleeping in the room.
【部屋で眠った猫が居ます】
The man ruuing in the park is Mr.Tanaka.
【公園で走っている人は田中です】
Who is the man talking with Ms.Sato?
【佐藤さんと話ている人は誰ですか?】
過去分詞の例
There are the dishes broken on the table.
【テーブルに割れた皿があります】
The book written in English is Mr Tanaka's diary.
【英語で書かれたその本は、田中さんの日記です】
Which is the diary written by Mr. Tanaka ?
【田中さんが書いた日記はどれですか?】
3.今回のアドバイス
分詞による名詞の修飾は、2語句以上で名詞を後ろから修飾する場合が多いとみて良いです。ここは特に難しところは無かったです。
お勧めの参考書
動画を見ると理解が深まるので視聴をお勧めします。