英文法を独学でやり直す勉強法【価値ある知識を3点解説!】

易から難の順に①結論、②例文・使い方、③慣用表現・例外や間違え易い事項を中学英語で躓いた人からTOEIC等に備えたい人に発信。 知るべき『知識と勉強法』で読者ニーズに応えます。

原級 / 比較級 / 最上級の慣用表現 (No28)⊿4

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 形容詞の原級/比較級/最上級を用いた慣用表現は知らなければ解答できない。例えば 《more A than B(Bと言うより寧ろA)》と〈not so much A as B(Aと言うより寧ろB)〉 の違いは理解できていますか?紛らわしい慣用表現を纏めたので活用ください。

1.結論

⑴慣用表現は例文を丸ごと覚えるのが望ましい。その際比較の対象を間違えない事に要注意

原級/比較級/最上級で同じ意味の文章を書換えられる様になる事は有益。
( 「4.暗記するポイント」をご参照。)⊿4

2.原級 / 比較級 / 最上級の慣用表現

原級

as many[much] as + 数詞~
【~もの多くの数の…】

He had written as many as five articles.
【彼は5つもの論文を寄稿した】

 

②数詞 + as 原級 as + ~
【…倍の~】

This hill is twice as high as that.
【この丘はあの丘より2倍高い】

 

③as + 原級 + as possible
【出来るだけ~】

He swam as fast as possible.
【彼は出来るだけ早く泳いだ】

 

④more + A(原級) + than + B(原級)
【Bと言うよりむしろA】

He is more stupid than wise.
【彼は賢いと言うよりむしろ愚かだ】

 

⑤not so much  A as B
【Aと言うよりむしろB】

He is not so much  a stateman as a politican.
【彼は政治家と言うより政治屋だ】

 

⑥not so much as + 動詞の原形
【~さえしない状態で】

He is standing not so much as say goodmorning.
 【彼はお早うも言わず立っている】

 

⑦without so much as+ 動詞のing形
【~さえしない状態で】

He is standing without so much as saying goodmorning
【 ↑  (⑥同上) 】

 

⑧as[so] long as ~
【~の限りにおいて】

I have a dream as long as I am alive.
【生きている限り、夢を持っている】

 

⑨as far as 場所
【(場所)~まで】

I will drive my car as far as  my school.
【私の学校まで車を運転します】

 

⑩as[so] far as ~
【~する限りでは】

As far as I am concerned, I have nothing to say.
【私に関する限り、お話する事はない】

比較級

the + 比較級 + of the two[+名詞]
【2つの内で~な方だ】

He is the older of the two brothers.
【彼は2人兄弟の内で年上の方だ】

 

the + 比較級(A) + ~ , the + 比較級(B) + …
【Aすればするほど、益々B】

The higher the sun rises, the warmer it becomes.
【日が高くなればなる程、益々蒸し暑くなる】

 

比較級 + and + 比較級
【益々~】

He became more and more powerful.
【彼は益々力強くなった】

 

肯定文, much[many] more ~
【…する。増して~する】

He can speak Japanese, much more Chinese.
【彼は日本語が話せる。増して中国語も話せる】

 

否定文, much[many] less
【…しない。増して~しない】

He can't speak Japanese, much less Chinese.
【彼は日本語は話せないる。増して中国語はなおさら話せない】

 

…(all) the better[more] for ~
【~のために一層…】

I like you all the better for your telling a truth.
【私はあなたが正直であるために一層気に入っている】

 

…none the less for ~
【~であるけれど、それでも…】

I like you none the less for your being angry.
【あなたは醜いけれど、それでも私はあなたの事が好きです】

 ⑶最上級

not in the least
【少しも~でない】

I am not in the least hungry.
【少しも空腹ではない】

 

make the most of
【(好条件の~)を最大限に利用する】

You must make the most of this good situation.
【あなたはこの好機を最大限に利用すべきだ】

 

make the best of
【(悪条件の~)を最大限に利用する】

You must make the best of this bad situation.
【あなたはこのピンチでも最大限に利用すべきだ】

 3.暗記するポイント

⑴下記の表現では、AとBが、①と②では品詞が違う、訳す順が違う事に注意 

more + A(形容詞の原級) + than +  B(形容詞の原級)
【Bと言うよりむしろA】

He is more stupid than wise.
【彼は賢いと言うよりむしろ愚かだ】

⇒ AとBの形容詞を強調

 

not so much + A(名詞)+ as+ B(名詞)
【Aと言うよりむしろB】

He is not so much a stateman as a politican.
【彼は政治家と言うより政治屋だ】

AとBの名詞を強調 

 

⑺同じ意味の文章の書換え表現
👉下記のとおり、①~⑤のパターンで書き換えられる様にする 

A+最上級+名詞+in[of] B

America is the most powerful country in the world.
【アメリカは世界中の国の中で最も力のある国だ】
⇒下記②~⑤も全部①と同じ訳

 

A+最上級+ of + all [the] + 名詞(複数形) + in B

America is the most powerful of all countries in the world.
👉allの後の名詞は複数形

 

A+比較級+ than any other + 名詞(単数形) + in B

America is more powerful than any other country in the world. 
👉any other の後の名詞は単数形

 

No [other]+名詞(単数形)+ in B + 比較級+ than + A   

No other country in the world is more powerful than America.   

 

No [other]+名詞(単数形)+ in B + as[so]+原級+ as + A 

No other country in the world is as powerful as America.  

4.最後は、客観的な実力判断も必要です  

 知識を蓄積したらそれを腕試しする機会を作ることも重要です。何故なら個人の勉強では第三者の客観的な実力診断ができないからです。故に何かを利用して解答の正誤を客観的に判定する仕掛けを勉強に入れることは、英語力向上の見極めに必要なのです。

その対応方法を下記リンクに説明していますので参照ください。

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《no/not 比較級 than》表現の覚え方 (No35) 

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《not / no》を含む否定の慣用表現② - 英語を独学でやり直す勉強法

比較級と最上級の基礎は大丈夫ですか?不安があればこちらをご参照。比較・最上級の例外と《thanを使わない》例文 (No14)⊿4

  
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