【例文解説】失敗しない英語やり直し勉強法

英語の学習単元を、①結論、②例文・使い方、③慣用表現・例外事項、の項目で簡潔に説明。英語の間違えやすい処を一緒に勉強して行きましょう。尚、このブログがお役に立ちましたら読者登録をお願します。

時制の一致と例外事項(No 015)

 「時制の一致の例外」は間違え易い。例えば《Did you know that WWⅡ had broken out in 1939 ?【あなたは第2次世界大戦が1939年に勃発した事を知っていましたか】》は正しい英文か?答えはNo。何故だか知りたい方は【3-⑵】ご参照。

f:id:tyugaku-eigo:20210223090243j:plain

目次

  

1.結論 

時制の一致の例外事項は、下記の6パターンを暗記する。

不変の真理や社会通念(諺)のケース
現在形のまま
 

現在の状態、職業、習慣を表すケース
 現在形のまま

歴史上の事実、過去の明白になっている出来事を表すケース 
過去形のまま

比較を表す副詞節のケース
現在形のまま(現在との比較の場合)

助動詞に「過去形」がない《must/ought to/need》を使うケース
現在形のまま  

《should》が省略されて、動詞の原形が現れるケース
原形のまま  

 

2.時制の一致の原則 

時制の一致は、下記の様にケースバイケースで対応が異なる。


⑴下記 a)~c)の時制では、従節の①~⑤すべての時制の文が成立する。

時制の一致 主節と従節の関係

 

(2)しかし主節の動詞が過去 / 過去完了の場合、下記の通りに時制の一致が起きる

従節の動詞を、原則として下記のとおり変化させる

①現在➡過去にする
He knows I am ill.
【彼は私が病気だと知っている】

➡ He knew I was ill.
【私が病気だと知っていた

 

②過去➡過去完了(又は過去)にする
👉時系列を明確にするには従節を過去完了にするのが無難

He knows I was ill.
【彼は私が病気だったと知っている】

➡ He knew I had been ill. 
【彼は既に私が病気だったと知っていた】 

 

③現在完了/過去完了➡過去完了にする

 He knows I have been ill.➡ He knew I had been ill. 

 

④未来、未来完了、助動詞➡過去の助動詞にする

He knows I will be ill.➡ He knew I would be ill. 

 

3.時制の一致の例外 

(1)従節の動詞の時制が現在のままのケース

不変の真理や社会通念(諺)の場合

I was taught at school that one plus one is two.
【私は学校で1+1=2だと教わった】
⇒「1+1=2」は不変の真理 

Everyone knew that the sun rises from the east.
【誰もが太陽は東から昇ると知っていた】
⇒「太陽は東から昇る」は不変の真理 

Investors would often say that time is money.
【投資家はしばしば時は金なりと言ったものだ】
⇒「時は金なり」は社会通念(諺)

 

現在の状態、職業、習慣、を表す場合

My teacher asked me what my mather does.
【先生は私に母の職業は何かと尋ねた】
⇒母の現在の職業を聞いているので現在形とする

I said to everyone that I am a high school student now.
【私は皆に今は高校生だと言った】
⇒私の現在の状態を聞いているので現在形とする

 

(2)従節の動詞の時制が過去形のままのケース

歴史上の事実、過去の明白になっている出来事を表す場合

Did you know that WWⅡ broke out in 1939 ?
【あなたは第2次世界大戦が1939年に勃発した事を知っていましたか】


✖ Did you know that WWⅡ had broken out in 1939 ?

⇒主節の「Did」に釣られて過去完了形にしない。そのまま過去形にする

 

(3)比較を表す副詞節のケース

主節と副詞節の間で時制の一致は起きない。

My brother was yonger then than I am now.
【私の今頃よりその頃の兄は幼かった】

The sea was not as polluted as then it is now.
【その頃海は今ほど汚染されていなかった】

 

助動詞に「過去形」がない《must/ought to/need》を使うケース

助動詞の語形変化

助動詞の語形変化

must/ought to/need》は、過去形がないので現在形のままで良い。

I thought you must leave this town.
【君はこの町を離れるべきだと私は思った】

She said that you ought to come back.
【あなたは戻るべきだと彼女は言った】

👉但し、過去形がある助動詞は、時制の一致を受けるので要注意 

 

《should》が省略されて動詞の原形が現れるケース

判断や感情を表す形容詞が来る《It is ~that》構文の場合
It is  + 形容詞 + that + 主語 【+shuold】 + 動詞の原形
 ⇒ 【+shuold】は省略可能。寧ろ米語では省略が普通 

It is natural that the earth  (should) go around the sun.
【地球が太陽の周りを回るのは自然なことである】

 

主節に提案や要求を表す動詞がある場合
主語 + 動詞 + taht + 主語 【+shuold】+ 動詞の原形
⇒ 【+shuold】は省略可能。寧ろ米語では省略が普通

He insisted that my offer (should) be rejected.
【彼は私の提案は否決されるべきと主張した】 

propose [suggest] (提案する) /demand [request] (要求する) / 
order [command](命令する) /  insist (主張する) / 
request (頼む) / recommend (勧める)、等も同様。

 詳細は下記リンクをご参照
https://howto-komarigoto.work/entry/should_004#gsc.tab=0 

関連記事
間接話法でも、時制の一致と例外は適用されることを知っておくべき。

https://howto-komarigoto.work/entry/indirect_narration_re_003#gsc.tab=0

 

本章のアドバイス

⑴時制の一致の例外になる要件と動詞の変化を暗記する。[上記3-⑴~⑸参照]

⑵従節の動詞が現在形のままとなるケースを重点的に覚える

 


今回の内容があなたのお役に立ちましたら、読者登録をお願いします。