【例文解説】失敗しない英語やり直し勉強法

英語の学習単元を、①結論、②例文・使い方、③慣用表現・例外事項、の項目で簡潔に説明。英語の間違えやすい処を一緒に勉強して行きましょう。尚、このブログがお役に立ちましたら読者登録をお願します。

原形不定詞とその慣用表現(No 38)

 使役動詞や知覚動詞は《S+V+O+C》の文型で、Cに①原形不定詞、②to不定詞、③両方OK、④過去分詞のパターンがある。また、使役動詞と知覚動詞にはニュアンスに違いがあるのを知っていますか?知りたい方はご参照。

使役動詞
目次 

  

1.結論 

原形不定詞は、下記の違いがあるので要注意。

使役動詞の場合、
①《 make / have / let 》は原形不定詞。但し、ニュアンスが異なる事に注意。
《 get 》はto不定詞 
《 help 》は原形不定詞とto不定詞のどちらも可能

 

知覚動詞は、①原形不定詞、②現在分詞、③過去分詞を取るケースがある。 

 

2.使役動詞と知覚動詞のニュアンスの違い

使役動詞は、下記の様にニュアンスが異なる

make+人+原形不定詞【人に無理に~させる(強制)
 I made him clean his room
【私は彼に(無理に)部屋を掃除させた】

 

have+人+原形不定詞【人に~してもらう(依頼)
 I had him clean his room
【私は彼に(お願いして)部屋を掃除させた】

 

let+人+原形不定詞【人に~させる(許可)
I let him clean his room
【私は彼に(自由に)部屋を掃除させた】 

 

知覚動詞は、人間の五感に関わる動詞が使われる。

see+人[人称代名詞の所有格]+原形不定詞【人が~するのを見る】
I saw her sing a song.
【私は彼女が歌を歌っているのを見た】

 

hear+人[人称代名詞の所有格]+原形不定詞【人が~するのが聞こえる】
 I heard her sing a song.
【私は彼女が歌を歌っているのが聞こえた】

 

feel+人[人称代名詞の所有格]+原形不定詞【人が~するのを感じる】
I felt her sing a song.
【私は彼女が歌を歌っているのを感じた】 

 

👉【~だと分かる】という意味でのsee》はthat節を伴うのが普通で、
see+目的語+to beは文語的な表現

I saw that this car was for sales and I bought it.
【この車が売りに出ていると分かったので買った】

I saw her to be crazy.【我は彼女が馬鹿者であると思えり】(文語的な訳)

 

3.使役動詞後の不定詞の違い

使役動詞はケースバイケースである事を覚える。

(1)使役動詞《 make / have / let 》は、原形不定詞を取る

My father made me quit drinking against my wish.
【父は私の望みに反して私に禁酒を強いた】

 

👉但し、makeは受動態になるとto不定詞を取る
【make限定。haveとletは受動態で用いない

I was made to quit drinking against my wish by my father.
【私は自分の望みに反して父に禁酒を強いられた】

  

(2)使役動詞の中で《 get は、to不定詞を取る

I got my wife to stop smoking.
【私は妻に禁煙させた】

  

(3)使役動詞の中で《 help 》は、原形不定詞とto不定詞のどちらも可能

This machine will help us (to) save a lot of times and money.
【この機械は、多くの時間と金を節約するのに役立つでしょう】

 

4.知覚動詞の注意点 

(1)知覚動詞の後は原形不定詞とは限らない。現在分詞、過去分詞が来るケースもある

①原形不定詞《「一連の動作全部を~する」意味で用いる》
I saw the man cross the street and disappear into the building
【私はその人が道路を横断してビルの中に消えたのを(一部始終)見た】
👉短時間で完結する動作に「原形不定詞」が使われる

 

②現在分詞《「継続している状態・動作の途中を~する」意味で用いる》

現在分詞を補語に取る知覚動詞《動詞+O+~ing》
feel【感じる】/ hear【聞こえる】/  listen to【聴く】/
look at【観る】/ notice【気が付く】/ observe【観察する】/
see【見る】/ watch【見守る】/ smell【匂いがする】

I smell something burning.
【何かが焦げている(状態である)匂いを感じる

 

③過去分詞《「~されるのを…する」意味で用いる》
Did you hear your name called ?
【あなたは自分の名前が呼ばれたのを聞きましたか】

 

(2)知覚動詞を受動態にすると《to不定詞》になる

I saw the man go up the hill.
【私はその人が丘を登って行くのを見た】 

(受動態)⇒ The man was seen to go up the hill.
【その人が丘を登って行くのを見られた】

最近、to不定詞ではなく、現在分詞を使うケースもみられる。
The man was seen going up the hill.

  

5.原形不定詞の慣用表現

(1)《had better+原形不定詞【 ~した方が良い】 (1人称以外で、忠告の意)

You had better stop drinking too much.
【あなたは多量の飲酒を止めた方が良い】

 

否定文はhad better not+原形不定詞【 ~しない方が良い】
👉「not」の位置に注意
You had better not stay home.
【あなたは家に居ない方が良い】

 

疑問文はHadn`t+主語+ better +原形不定詞?
【~した方が良いのではないですか?】

Hadn't we better go alone?
【一人で行った方が良いのではないですか】

 

付加疑問文は【~した方が良いですよね?】👈普通の付加疑問文と同じ

We had better put off our jacket in the room, hadn't we ? 
【私たちは部屋では上着を脱いだ方が良いですよね】  

 

(2)《would rather+原形不定詞》【どちらかと言うと ~したい】

①I 'd rather stay home today.
【今日はどちらかと言うと家に居たい】
⇒「'd rather」の様に短縮して用いられる事が多い

 

否定文はwould rather not+原形不定詞》【どちらかと言うと ~したくない】

would rather not stay home today.
【今日はどちらかと言うと家に居たくない】

 

疑問文はWould+主語+ rather +原形不定詞 ?
【どちらかと言うと ~したいですか?】

Would you rather stay home today ?
【今日はどちらかと言うと家に居たいですか】 

 

(3)《cannot but+原形不定詞》【 ~せざるを得ない】

①I cannot but feel sorry for her.
【私は彼女に同情を感じ得ない】

②《can't help ~ing》及び 《can't help but +原形不定詞》も同じ意味
I can't help saying so.= I can't help but say so.【そう言わざるを得ない】 

 

⑷《do nothing but+原形不定詞》【~してばかりいる

He did nothing but write the report from morning to night.
【彼は一日中報告書を書いてばかりいた】 

関連記事
不定詞との違いを抑えるなら、下記のリンクをご参照。
https://howto-komarigoto.work/entry/24_Infinitive#gsc.tab=0

 

本章のアドバイス

使役動詞で、
①《 make / have / let 》は原形不定詞、
②《 get 》はto不定詞、 
③《 help 》は原形不定詞とto不定詞のどちらも可能。 

知覚動詞は、①原形不定詞、②現在分詞、③過去分詞を取るケースがある。


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